2023-03-14
売却依頼を受けた不動産会社は、自社のネットワークを使用しながらさまざまな方法で買主を見つけていきます。
そのうち、もっとも有効な手段のひとつが「レインズ」と呼ばれるシステムを利用する方法です。
そこで今回は、不動産売却におけるレインズとは何か、利用の流れと種類について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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レインズとは、不動産会社だけが利用できるネットワークシステムで、登録することで全国の不動産情報が閲覧可能になります。
不動産会社専用のポータルサイトとも言えるものであり、スムーズな取引をおこなうために欠かせないツールです。
会員になると、過去の取引実績の確認ができたり、自社で預かっている売却物件の情報を掲載したりすることが可能です。
レインズは不動産会社しかログインできない仕組みですが、売主である場合は仲介を依頼した不動産会社がどのようにレインズに登録しているかを確認できます。
具体的な購入申し込みがなく物件ステータスが公開中以外の場合は、ほかの不動産会社の顧客に紹介できない囲い込み行為の可能性があるため注意しましょう。
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レインズを利用する前に、まずはいくらで売りに出すのかという査定価格を算出する必要があります。
レインズには過去の取引実績も掲載されているので、自分で調査するのではなく不動産会社に問い合わせるのがおすすめです。
不動産会社が提示する査定価格に納得できたら、媒介契約を締結します。
媒介契約には3種類がありますが、レインズに登録する義務があるのは、専任媒介契約と専属専任媒介契約の2つです。
また、この2つの媒介契約を締結した場合は、レインズを含めた売却活動の状況を定期的に売主に報告する義務が生じます。
その後、買主が見つかり無事に売買契約を締結したら、不動産会社はレインズ上で成約価格を登録して、一連の流れは終了となります。
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売却依頼を受けた不動産会社は売主と媒介契約を締結しますが、レインズへの登録義務がある媒介契約は以下の2種類です。
専任媒介契約の期限は3か月で、レインズへの登録期限は媒介契約の締結日から7日以内となっています。
活動報告義務は2週間に1回以上と定められており、売主は電話またはメールで定期的に売却活動の状況を知ることが可能です。
専属専任媒介契約の期限も3か月ですが、レインズへの登録期限は媒介契約の締結日から5日以内と短くなっています。
また、活動報告義務も1週間に1回以上と、専任媒介契約よりも高い頻度で売却活動の状況を確認できます。
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